あらすじ
アメリカ大統領がテロ組織に拉致監禁され東京が混乱し始める中、高校二年生の辻尾オカネは、デザイン科の課題のため、普通科校舎の屋上にやってきた。
そこで知り合ったのは、リーゼントヘアの不良・国重と、愛のために声を封じる沢木、そして自殺願望を持つ平原。
国重によって強引に「屋上部」となった四人は、屋上の平和を守るため、都市伝説やストーカー事件を追う。
やがて屋上部の活動は、ひとつの大きな事件へと繋がる…。
感想
ちょいちょい名言を吐く不良を始め、とにかく登場人物がみな魅力的で、掛け合いがとても楽しいです。
ユーモアのある言葉選びやストーリーの進み方が、なんだか伊坂幸太郎作品ぽい、と思ったら、オマージュなのか明らかに似せた一節を見つけました。
人が死んだり非合法なものが登場したり、伏線がしっかり張られたミステリー。それでいて、気持ちの良い青春小説でもあります。
クライマックスの大事件の解決方法もクールで楽しくて、終わり方もスッキリさわやか。
気持ちの良い小説でした。
ころり的好き度
★★★★☆



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