「赤と青とエスキース/青山美智子」あらすじ・感想

赤と青とエスキース 小説のあらすじ・感想

あらすじ

英語が好きで消極的な性格の女子大生「レイ」は、自分を変えたいと、交換留学生として一年間オーストラリアのメルボルンにやってきたが、まったくうまくやれなかった。

理想とは違う日々の中出会ったメルボルン育ちの日本人「ブー」と、交換留学が終わるまでの期限付きの交際をすることになる。

人懐こくフランクなブーとの交際は、レイの世界を広げていった。

期限切れまであとわずかという時、ブーの紹介で絵のモデルをすることになる。

その時描かれた一枚の絵画は、様々な場所で、様々な人たちに愛をもたらしていく。

感想

連作短編集なのですが、どのお話も「赤と青」がキーになっていて、洒落ています。

いろいろな関係での愛にあふれており、ポエミーなお話ばかりで、幸せな気持ちになれるのですが、個人的には照れ臭かったです。

しかしなんといってもエピローグ。驚きと感動が詰め込まれています。

これまでの物語の深みがぐっと増すエピローグは、この本の要だと言えるでしょう。

読んだ人を豊かな愛で包んでくれるような一冊でした。

ころり的好き度

★★★☆☆

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