小熊猫ころり

小説のあらすじ・感想

「ちょんまげぷりん/荒木源」あらすじ・感想

あらすじシングルマザーの遊佐ひろ子は、ある日奇妙な男と出会う。頭はちょんまげ、腰には刀、和服に袴をつけた木島安兵衛と名乗る男は、180年前の江戸から来た侍だった。行くあてのない安兵衛を家に置き、元の時代へ戻る方法を探す日々を過ごすうち、安兵...
小説のあらすじ・感想

「ダイイング・アイ/東野圭吾」あらすじ・感想

あらすじ交通事故を起こし、執行猶予中である雨村慎介は、仕事中に何者かに頭を打たれた。一命を取り止めたものの、事故当時の記憶を失ってしまったようである。失った記憶を埋めるため、事故について知ろうとする慎介だが、知れば知るほど不自然な点が次々と...
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「PK/伊坂幸太郎」あらすじ・感想

あらすじワールドカップ出場がかかった試合で、日本のエースはPKを手にし、見事にゴールを決めた。その日調子が悪そうに見えたエースは、PKの直前に大きな笑顔を見せ、その笑顔の背景について日本中で様々な憶測が飛び交った。1つの出来事は、様々な小さ...
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「そして、バトンは渡された/瀬尾まいこ」

あらすじ水戸、田中、泉ヶ原、森宮。これまで優子は家族の形態が七回変わってきた。今一緒に暮らしているのは、血のつながりのない父親、森宮さん。友達や家族との関係に戸惑うことはあるけれど、家族の形が変わるたびたくましくなっていく優子が、自分自身の...
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「生存者ゼロ/安生正」あらすじ・感想

あらすじ北海道のさらに東、海に浮かぶ石油掘削基地との連絡が途絶えた。テロの可能性により現場に出動した陸上自衛官の廻田が見たものは、全てのスタッフが血だらけになり、もがき苦しんだ後、ただれた肉塊となっている地獄絵図だった。未知の感染症と考えら...
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「舟を編む/三浦しをん」あらすじ・感想

あらすじ幼い頃から言葉が好き。会社人生を辞書に捧げてきた荒木は、定年により出版社の辞書編集部を去ることになった。荒木の念願だった新しい辞書「大渡海(だいとかい)」を作るための後継として辞書編集部に引き抜いてきたのは、営業部に埋もれていた馬締...
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「可燃物/米澤穂信」あらすじ・感想

あらすじ収集日の前夜に出された可燃ごみが燃えるという、連続不審火が発生した。警部である葛は放火と見て捜査を始めるが、それから不審火は途絶えてしまった。犯人はなぜ放火し、なぜやめたのか。表題「可燃物」を含む五編のミステリー。感想ほとんど犯人は...
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「仮面病棟/知念実希人」あらすじ・感想

あらすじ医師である速水秀悟は、かつて精神病院だった名残のある薄気味悪い療養型病院に、当直のバイトに来ていた。身寄りがなく、寝たきりや意識不明の患者が多いこの病院の当直は、普段はほとんど仕事がないが、この日は違った。看護師からの呼び出しの電話...
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「アリアドネの声/井上真偽」あらすじ・感想

あらすじ健常者も障害者も住みやすいスマートシティ「WANOKUNI」。そのオープニングセレモニーの日、大きな地震が発生した。WANOKUNIの機能の多くが詰まった五層に渡る地下都市は、ほぼ壊滅状態となった。ドローンを扱う企業に就職し、WAN...
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「マチネの終わりに/平野啓一郎」あらすじ・感想

あらすじ天才クラシックギタリストの蒔野聡史は、コンサートの終演後に楽屋を訪れたジャーナリスト・小峰洋子に強く惹かれた。婚約者がいる洋子もまた、牧野に好意を抱いてしまった。四十歳という繊細な年齢を背景に、二人の思いは強まっていくが、牧野のスラ...