「スモールワールズ/一穂ミチ」あらすじ・感想

スモールワールズ 小説のあらすじ・感想

あらすじ

一見すると夫と仲良く暮らす美しい女性。

しかしモデルとして、妊娠を望む女性としてのタイムリミットに不安を抱える美和。

姪の有紗には都合よく扱われ、夫にはほかの女性の影がある。

そんな日々を送る中、近所でたまたま家庭に問題のある少年を見かける。

有紗の級友だという笙一に手を差し伸べ、二人は次第に心を通わせていく。

ある日、美和は笙一を家に招き入れ…。

「ネオンテトラ」をはじめ、様々な人間模様を描いた連作集。

感想

予想外の裏切られ方をする「ネオンテトラ」。ある意味で、母は強いなと思いました。

続く「魔王の帰還」は、まったく違う雰囲気の気持ちの良い物語で、きっと読者はみんな“魔王”のことが好きになります。

三話目「ピクニック」はショッキングで、ゾクッとする読後感。

他にも印象がそれぞれ異なる作品ばかりですし、お話同士で繋がっている部分があって、読み応え十分です。

ストーリーだけでなく、普段自分では使わないような言い回しや、胸に響く素敵な文章に出会えたりと、満足度の高い一冊でした。

ころり的好き度

★★★★★

コメント

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