「黒牢城/米澤穂信」あらすじ・感想

黒牢城 小説のあらすじ・感想

あらすじ

織田に謀反し有岡城に籠城した荒木村重は、毛利の援軍が来ることを願いながら、織田軍に包囲された城や家臣、民を守るために奮闘していた。

そんな中、人質であった少年が矢で射られる事件が起こる。

それは密室で、凶器であるはずの矢は見つからず、雪の積もった庭には足跡も残っていないという、不可解な事件だった。

城中が疑心暗鬼に包まれ、行き詰った村重が頼ったのは、有岡城の地下牢に囚われていた織田方の軍師・黒田官兵衛だった。

感想

時代小説を読みなれておらず、一般常識レベルの歴史の知識すら怪しい私なので、読むのに時間がかかりました。

登場人物が多く、みんな難しい名前なので、メモを取りながらの読了です。

黒田官兵衛が安楽椅子探偵役を務める戦国ミステリー。新鮮でした。

一章、二章、三章と読み、割とあっさりめのお話かなという印象でしたが、その先、伏線が回収され、どんどんと黒さ、深さが増していき、驚きの展開が待っていました。

単語や話し言葉が難しいことがあるので、私のように時代小説を読みなれていない人は苦労するかもしれませんが、現代小説にはない武士道や宗教観が絡み合ったミステリに浸れて、とても興味深く、面白く読めました。

ころり的好き度

★★★★☆

コメント

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