「禁断のパンダ/拓未司」あらすじ・感想

禁断のパンダ 小説のあらすじ・感想

あらすじ

神戸にビストロを構える柴山幸太は、妻の友人の結婚式に参加した。

披露宴が行われたのは、幸太がかねてより訪れてみたかった、数ヶ月先まで予約でいっぱいのフレンチレストランである。

神の舌を持つ天才料理家がオーナーを務め、別次元の美食を作り出すシェフの料理は、まさに絶品だった。

その翌日、新郎の父が経営する輸出入手続きを代行する会社の社員の刺殺体が発見され、その後も新郎の身内が次々と姿を消していく。

刑事の青山は、密輸に関連した事件かと探りを入れるが…。

感想

ポップなイラストの表紙と、内容が想像できないタイトル。

読み進めると、美味しそうな料理の数々、キャラのたった人物たちが登場して、天才料理評論家のお料理うんちくも面白く、 読みやすく楽しいグルメ小説、と思いきや。

幸太と刑事たちがあるものを発見してから、狂気のストーリーへと転じていきます。

大どんでん返しや想像のできないトリック、というよりはある程度予想できる部分がありましたが、人間離れした才能や常軌を逸した動機に、後半はずっと胸がドキドキしていました。

特に一番最後はとても怖くて大好きです。

”禁断のパンダ”は 神の怒りを買っても絶滅することはないのかもしれません。

このミステリーがすごい!大賞受賞作ということですが、ミステリーというよりサスペンスかなと思いました。

ころり的好き度

★★★★★

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