2026年4月22日第一版発行の土屋うさぎ著「謎の香りはパン屋から2」のあらすじ・感想をネタバレなしで紹介します。
(読了日:10月15日)
あらすじ
大学二年生の市倉小春は夢だった漫画家デビューが決まり、週刊少年誌への掲載を控えながら、パン屋「ノスティモ」でアルバイトを続ける日々を送っていた。
スキンヘッドにイカつい体でパン哲学を説き周囲を困惑させる堂前店長と、ばっちりメイクに赤髪のギャルでムードメーカーのレナ先輩、そして初めての後輩である高校生の杏樹も加わり、いっそう賑やかなノスティモ。
ある日レナがシフトの提出を求めると、杏樹は毎朝入ると言い残し退勤していった。
しかし数時間後、レナの元に届いたのは、今月いっぱいでノスティモを退職するという杏樹からのメッセージ。
やる気いっぱいに見えた杏樹の、突然の心変わりの理由とは…?
前作「謎の香りはパン屋から」に引き続き、おいしいパンと日常の謎が読者をもてなす連作ミステリー。
感想
前作を気に入った小学校高学年の息子のリクエストで購入。
ジャンルはミステリーですが、軽やかな日常もので、コメディタッチな部分も多く、肩の力を抜いて楽しめる作品です。
前作からおなじみのキャラクターは愛着がありますし、新キャラクターもみんなこの世界観によく馴染み、親しむことができました。
表紙がキャラクターイラストの小説って、イメージが固められすぎて個人的には好みではないのですが、このシリーズは自分のイメージと合うからなのか単純に好みの絵なのかわかりませんが、好きです。
和気あいあいとしたパン屋さんの日常は、読んでいて楽しいだけでなく、実は伏線がたくさん潜んでいて、ニクいです。
おなじみの解決後のパン雑学も嬉しい。
今回も読むとパン屋さんに行きたくなる(特に塩パンが食べたい!)、楽しくて、少しキュッとなって、ほっこりできるミステリーの詰め合わせでした。
ころり的好き度
★★★★☆


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