「君のクイズ/小川哲」あらすじ・感想

君のクイズ 小説のあらすじ・感想

あらすじ

一千万円を賭けた生放送のクイズ番組「Q-1グランプリ」で、“アマチュアクイズ界の王様”三島玲央と、“万物を記憶した絶対王者”本庄絆が臨んだ最終問題。

本庄はアナウンサーが問題を読み上げる前にボタンを押す、前代未聞の「ゼロ文字押し」で正解し、優勝した。

人智を超えた記憶力の持ち主の起こした魔法と称える声、ヤラセだと憤る声、様々な反応がSNS上で行き交うが、本庄は沈黙を続ける。

三島は、自分にクイズを出題する。

「Q.なぜ本庄絆は第一回『Q-1グランプリ』の最終問題において、一文字も読まれていないクイズに正答できたのか?」

感想

なんて面白いクイズの世界。

こんなにも戦略的で、奥深くて、かっこいいものだとは思ってませんでした。

競技クイズの面白さを堪能しながら、ゼロ文字押しの真実と、本庄絆という人間を解いていくミステリーを楽しめます。

クイズと本庄に真摯に向き合った三島が知った真相は、どんでん返しで面白いような、がっかりなような、三島がかっこよくて良かったような…個人的には感想の落としどころに迷うオチでした。

でもそれも含めて、クイズ番組と本庄絆という人間、ということでしょうか。

ころり的好き度

★★★★☆

コメント

タイトルとURLをコピーしました